情報の早さと深さでは他の追随を許さないインターネット。「気になるものがあればまずは検索」という癖がついている人も多いだろう。世界の裏側とも一瞬でつながれるインターネットは、現代社会を形作っている大きな要素の一つ。しかし、それは言わば光の側面。そして、光があるところには闇もある。
「ネットの闇」として有名なものの1つがフィッシング詐欺。自分が信頼している有名企業の名前でメールが来ると、思わず見てしまう人もいるのではないだろうか。2017年1月31日、マイクロソフトがツイッターでフィッシングメールの注意喚起をしているためお伝えしたい。
・フィッシング詐欺にご注意
この注意喚起を行っているのは、「日本マイクロソフト カスタマーサービス&サポート」の公式アカウント。普段は、マイクロソフト製品の活用方法などをつぶやいたり、探している情報を見つける手伝いをしてくれるアカウントである。ツイートの内容は以下の通り。
「『ご注意!!OFFICEのプロダクトキーが不正コピーされています。』という件名のメールが、本日よりまた届いていると報告を頂いております。
今回のメールも弊社から送信しているメールではないため、該当のメールは開かず、削除いただくようお願いいたします。」
通常、フィッシングメールは開いたら一発で分かるような内容であることが多く、アドレスをクリックしたり個人情報を入力するまで進むことはないが、マイクロソフトと名乗られると信じてしまう気持ちも分かる。くれぐれも注意しよう。
なお、同アカウントは、1月12日にも同様の注意喚起を行っているようだ。迷惑メール評論家でもない限り、この件名を見た時点で削除することをオススメしたい。